2014/3

no title

田町に来ると、いつも同じお蕎麦屋さんに来てしまいます。

決してずば抜けて美味しいわけではないのだけれど、店の回転が早いのと、B定食がリーズナブルなので。日替わりの蕎麦かうどんに、炊き込みご飯と煮物とお新香とフルーツがついてきて、780円なのです。

私は僭越にも東京を人情のない腐った街だと思っていたけれど、ここ数ヶ月で何度も来訪して、どうやらそのようなことはないと知った。落とした手袋を拾ってもらったこともあれば、道を教えてもらったこともあるし、新宿から一駅なのに下町のように親しみやすい土地もある。

私は視野が狭く、とても小さな世界しか知らなかったのだと、改めて気づかされました。

就職活動をすると、人生観が変わる。これまで出会わなかった種類の人々と出会い、触れてこなかった考えを知る。話に聞いてはいたけど、これほどまでに色々と考えさせられるとは思っていなかった。正直、なめていた。

誰だって、なりたい自分になりたいし、したいことをしたい。就活のために頑張ってる人々を心のどこかで小馬鹿にして、ああはなりたくないものだわと思っていたけれど、みんな、なりたい自分になるために必死なのでしょう。

この先何が起きても、たとえどこも決まらなくても、まかり間違って考えがまた変わって院に進学するとしても、私は自分の人生を、また自分自身を振り返る機会を与えてくれたこの数ヶ月間を、無駄と思うことはないでしょう。

自分は誰に何をしてあげたい人間なのか、どういったときに幸福を感じ、いかなる価値観のもとに生きているのか。わかっているつもりで、みんなあまりわかっていないのではなかろうか。

きっといつかこの忙しなく目まぐるしい日々を懐かしく思い、また、自分の人生や自身について思いを馳せる時がくるのだ。その時のためにも、今は考えて考えて考え抜いて、暫定的な形を打ち出しておきます。

嗚呼、東京駅は私のような就活生がたくさんいて、それはもう皆さん東京の方ですから私のように小汚くなく、垢抜けていらっしゃるのだけれども、どうか皆さん頑張って、なりたい自分になってねという気持ちでいっぱいです。

今朝は折り畳み傘の柄を知らないおじさまのお尻にぶち込んでしまい、それはそれは鬼のような形相で睨まれて怯んでしまいましたが、それでも強く生きてゆくのてす。


そういえば今日は仙台も東京も雨ですね。
昔ある男の子を好きだった折に、その男の子の好きなものを全部好きになろうとしたことがあった。音楽とか作家とか。けど唯一、彼の好きだった雨だけは、どうしても好きになることが出来なかった。今となってはいい思い出です。

長くなってしまいましたが、この辺で。やまびこ、車両の整美に時間がかかりすぎだわ。



20140327

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