せやったんねな!メンヘラ先生/手首の傷編

大学病院で「症状が多すぎて病名がつけられない」と言われて5年経つ。どうやらうつ病ではないらしいが、何かしらのメンがヘラ、いわゆるメンヘラと言っておけばそうそう間違いではないと思う。というわけで、私のメンヘラ歴は12年になった。経験値も12年分ともなると、若いメンヘラに語って聞かせたいことなども出てくるわけで、多分そんじょそこらの医者よりも私の方がメンヘラの症状に詳しい自信すらついてきたので、少しずつメモしていこうと思う。
メンヘラにもいろいろあって(私は近年はメンタル云々よりアルツハイマーに近い症状が重かった)全ての人が同じ症状ではないし「これに当てはまらないからあの子は大丈夫」とか早計に判断するのだけはおやめくださいね。

表題の手首の傷編。

メンヘラといえば手首の傷。
辛くなると手首に傷をつけたくなる。以前Twitterで「手首切るより献血した方がたくさん血を失えるのに」なんてジョークを見かけたけれど、メンヘラが手首を切ると、良いことが起こるんです。それは献血では起こらない。

そもそも始まりは脳の誤作動。メンヘラ(と呼ぶと語弊がありそうだけど)はみんな脳がエラー状態になっている。そうだね、語弊がありまくるから、脳が正常に機能していなくて、元気がない人のことを一括りにメンヘラと呼ぶことにする。
普段、人の脳は自分の命を守るために活動している。生き物ってみんなそう。脳それ自体には生きる理由とは…?みたいな哲学は一切なくて、生きて子孫を残して生き延びるために生きてる。多分ね。学者じゃないから知らないけど。でも大体あってるでしょ。反射機能とかあるしね。
でもメンヘラの脳はエラーを起こしているから、とんでもない逆走をする。生きる選択をせず、じぶんを殺せって指令を出したりする。
メンヘラがよく「死にたい」って言ってるのは、生きるのが辛いから死にたいパターンと、脳が「死のうぜ」って指令を出しているから死にたいパターンとふたつある。脳に命令されている時に手首を切ると、ある意味「じぶんを殺せ」って命令に従ったことになるので、脳がとりあえず満足して、信じられないくらい楽になるのだ。
この安息は献血やVRでは得られない。自分で自分を傷つけるから脳が満足するのであって(たぶん出血は視覚的にも満足感が得やすいと思う)他の方法だと感じにくいのだ。
私はしたことないのでこれは想像だけど、SNSで人に傷を見せたがるタイプのメンヘラは、この感覚を他人と共有することで満足感をアップさせているのかもしれない。シェアハピである。

もし手首を切ったことがあるメンヘラの人が読んでいたら思い出してみてほしい。
手首を切っても、ふっと楽になる時とならない時がなかっただろうか。多分、毎日しんどい気持ちがわいてきて悲しくて、生きているのがいやだ…という絶望から手首を切ってもあまり楽にならないと思う。脳からの「死ねーーっ!!!!」というクレイジーな警報のサイレンがガンガン鳴っている時であれば楽になるのだけど。
メンヘラの苦痛には、脳系と心労系があるのだ。

ちなみに、なんで手首?っていうのは「テレビとかでよく見るから…?」としか言えないけど、私は一回首を切ったことがあって、でも首って鏡見ないと血が出てるとかそういうの見えないので、なんかモヤモヤしてすぐやめました。やっぱり視覚的な強さが大事かな。

ところでさっきちょっとだけ「反射」と書いた。ほんとにちょっとだから忘れちゃったかもしれないけど。
メンヘラは、何度も言うように、脳が弱っていて自分を守る能力が欠如しているので、特に頑張って死のうとしてない時でも注意力散漫だし、身体が鈍くて危険からうまく逃げられなかったりする。私は疲れると目がうまく見えなくなることに悩まされていた。とにかくただそこにいるだけで怪我をしやすいので、メンヘラってない人が一緒にいるときは助けてあげてね。

手首の傷編おわり。

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