プラセンタ4
献血や輸血
人の胎盤から抽出したプラセンタの注射を受けた人に対して、献血の制限があるのを知っていますか。
これは、クロイツフェルトヤコブ病の発症のリスクを回避するためです。
ヤコブ病発症リスクの高い、イギリスの滞在者の胎盤から抽出されたプラセンタである可能性が否定できないために、
このような措置をとる決断をしたわけです。
献血に対して制限を設けているのは、プラセンタ治療を受けた人全員ではありません。
プラセンタ注射を受けた人に限られていますので、ドリンク剤やサプリメント、カプセルや化粧品の利用者に関しては、
何の制限もありません。
このような厚生労働省の取り決めについて知ってしまうと、
プラセンタ治療に対して不安を感じてしまう人がいるかもしれません。
しかし実際のところ、日本に入ってきて40年になるプラセンタ治療に際し、
ヤコブ病の発症事例はありませんので、念のための措置と考えられます。
日本の薬事法によってプラセンタ注射剤として認められているのは、
更年期障害の治療に用いられる「メルスモン」と、慢性肝疾患の治療に使われる「ラエンネック」の2つです。
これらの薬は、美容形成の分野で、美肌効果を得るために使われていることもあります。
プラセンタ注射の経験者は、献血をする際に問診を受けることになります
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