ウィンザーホテル洞爺のフレンチ「ギリガンズアイランド」|本格ディナーを口コミ&実食レポ

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絶品スイーツを堪能🍰

カフェで一息、散歩と絶景に癒されて深呼吸♡

温泉でほどけて、心ゆるむままに、夜のディナー支度へ🤍✨(ワクワク)
洞爺湖の夜が、いよいよクライマックス🥺❤️

3日目のディナーは、フレンチ「ギリガンズアイランド」にて特別な時間を過ごしました✨

Gilligan’s Island(ギリガンズアイランド)

ウィンザーホテル洞爺の中でも、特別な夜を過ごしたい人に選ばれるフレンチレストラン「ギリガンズアイランド」。

北海道の旬食材とフレンチの技術を融合させたコース料理が魅力。
ちなみに朝食(洋食)も同じ会場でした▶️ morning🥐
夜とはまた違った雰囲気で、朝の光がとても心地よかったです☀️

引用元: NAPPA BLOG

洞爺湖の夜景とともに味わう贅沢な時間

レストランに入ると、目の前には静かな洞爺湖と羊蹄山。ガラス越しに見える美しい景色が幻想的で、席に座った瞬間からすでに心が満たされます。

店内はクラシックな上質さの中に温かみもあって、堅苦しすぎない雰囲気。肩の力を抜いて楽しめる空気が流れていました。

引用元: NAPPA BLOG

コースの種類

ディナーコースは、季節の食材を楽しむ「SAISON(セゾン)」と、シェフの世界観と技術を余すことなく堪能できる最上級コース「TOYA(トウヤ)」の2種類。

私たちは、旅の中で味わった中華と日本料理に続き、ウィンザーホテルの真髄とも言われる最上コース"TOYA"で予約。

哲学を感じる"TOYA(トウヤ)"

引用元: NAPPA BLOG

一皿一皿にシェフの哲学と技術が込められていて、まさに"腕前が見えるコース"。ここを選んで本当に良かった、と心から思える特別な内容でした。

🍷自宅セラーから

ロベール・グロフィエ/シャンボール・ミュジニー・レ・オー・ドワ/2016

CHAMBOLLE MUSIGNY 1ER CRU LES HAUTS DOIX ROBERT GROFFIER
いつかの誕生日だったか、それともクリスマスだったか。(贈り物が多すぎて、つい記憶が曖昧に…笑)

夫からプレゼントしてもらった、グロフィエのレ・オー・ドワ2016を抜栓。

自宅セラーにはレ・サンティエ2019も眠っているのですが、2016はそろそろ飲み頃かと思い、満を持して抜栓。

…けれど、まだまだ若々しく、気品をたたえたまま。
その奥行きと精妙なバランスに、ただ静かに感服しました。

ワインの方がずっと大人で、こちらが教えられるような。そんな、畏れ多くも美しい一本でした🥺❤️

引用元: NAPPA BLOG

何も口にしていない静かな瞬間に、まずは一口。
香りの奥行きと味わいの輪郭を、いちばん純粋な状態で感じたいので。

引用元: NAPPA BLOG

引用元: NAPPA BLOG

乾杯と白はグラスで🥂

北海道ニキヒルズワイナリー/プロポーズ ロゼスパークリング

Niki Hills Winery PROPOSE Rose Sparkling NV
グロフィエの余韻をしっかり確かめたあとは、
いよいよお料理の幕開け〜!
その前に、まずは泡で乾杯✨❤️

選んだのは、北海道ワインの中でも安定感のある美味しさでお気に入りのニキヒルズ。

ロマンチックな名前のキュヴェ、「プロポーズ」。
「なぁ、もう一回プロポーズしてみて〜や〜」なんてふざけながら乾杯して、雰囲気もへったくれもない我々夫婦ですw

ほどよいキレと、ふわりと華やぐ香り。

これから始まるコースの高揚感を、そっと引き上げてくれる一本でした♡
ニキヒルズについて🥂▶️https://nikihills.co.jp

引用元: NAPPA BLOG

引用元: NAPPA BLOG

北海道ニキヒルズワイナリー/ハツユキ/2024

NIKI Hills Winery HATSUYUKI 2024

去年の北海道でもいただいた、思い出のニキヒルズ「ハツユキ」♡

余市町・安藝農園と廣瀬農園の、樹齢40年近いケルナーに加え、ニキヒルズ自社畑のケルナーもブレンドされた一本。

熟成したケルナーならではの奥行きと、ニキヒルズらしい華やかなアロマがふわり。グラスに注がれた瞬間、"あ、これこれ"と分かる香りで、毎年楽しみにしている理由を改めて実感しました♡

引用元: NAPPA BLOG

"TOYA"美しいお料理

アミューズブーシュ

Amuse bouche

引用元: NAPPA BLOG

コースの顔となるアミューズブーシュ。
ここで感じる高揚感って、本当に大切。

一皿目から、五感をばっちりくすぐられました!
香り、温度、食感、余韻…そのすべてがこれからの物語を予感させてくれます。

カラフルトマト&アンチョビクリーム北海道産魚介のタルタル 

Marinated Tomato and Anchovy Cream Hokkaido three kinds of Seafood Tartar

引用元: NAPPA BLOG

カラフルトマトの爽やかさとアンチョビクリームの塩味が絶妙。

魚介のタルタルが重なって、口の中で海と大地が出会うような一皿。

ブーランジュリー"ウィンザー"のパン

引用元: NAPPA BLOG

お料理とお料理の間に登場したお口直しのパン。
写真以外にも3種類ほどいただきましたが、どれも香り高く、焼き立ての美味しさが印象的でした🥐✨

ブーランジュリーウィンザー▶️【ウィンザーホテル洞爺の自家製ベーカリー】

ホテルメイドならではの上質な味わいで、フレンチとのペアリングも絶妙。ひと口ごとに、丁寧な手仕事を感じました♡

追加でオーダー:花咲ガニのサラダ オリーブオイルのクーリ🦀

引用元: NAPPA BLOG

日本料理でも堪能した"花咲ガニフェア"を、フレンチでも追加オーダー♡

旬の贅沢を、違ったスタイルで味わえるのがまた嬉しいポイントです🦀✨

日本料理▶️花咲ガニのクリームコロッケと餅コロッケ

引用元: NAPPA BLOG

花咲ガニの濃厚な甘みを、オリーブオイルのクーリがやさしく包み込む。

香りも味わいも、余韻までエレガントな一皿🦀✨

北海道産仔牛のサラダ仕立てツナソース

Hokkaido Veal Salad with Tuna Sauce

引用元: NAPPA BLOG

しっとりとした仔牛に、まろやかなツナソースが寄り添う上品な前菜。軽やかなのに、しっかりとした旨みが印象的。

北海道産平目のヴァプール ズッキーニ,とうもろこし, 黒いバターソース

Steamed Hokkaido Flounder
Zucchini, Corn and Black Butter Sauce

引用元: NAPPA BLOG

ふっくら蒸しあげた平目に、黒いバターソースの香ばしさが重なり絶妙。

ズッキーニととうもろこしの甘みが、秋のやさしさを引き立てます。

ピジョンのロティ サルミソース

引用元: NAPPA BLOG

ホテルのフレンチは、良くも悪くも"万人受け"を意識した構成が多く、最上級コースのメインが和牛というケースがほとんど。

けれど、フレンチ好きの私達からすると、正直「なぜ?」と思ってしまうんです。
だって、牛肉なんて誰が焼いても美味しい。

フレンチの真髄は、"難しい素材をいかに素晴らしい料理へと昇華させるか"にあると思うから。

だからこそ、ギリガンズアイランドの"攻めた"メニュー構成に心を掴まれました。

最上級コースのメインがまさかのジビエ、しかもピジョン(鳩)だなんて……最高すぎる。

※本来9月のメインはグラスフェッドラム🐑でしたが、お願いしてピジョンに変更していただきました。
※ジビエが苦手な方は、牛への変更も可能です。

引用元: NAPPA BLOG

ピジョンは、何より火入れが命。

一歩間違えば固く、香りも重たくなる…だからこそ、シェフの腕が問われる素材。

今回のピジョンは、その火入れが本当に完璧で、噛むたびに旨みと香りが広がる絶妙な仕上がりでした。

そのピジョンに合わせるのは内臓ベースでつくった王道のサルミソース。

このベストマッチな肉とソースで出来た料理に静かな中にも妖艶な香りを放つ"シャンボールミュジニー"は正にパーフェクトなマリアージュと言えるだろう🍷。

ザ・ウィンザーホテル洞爺パティシエによるスペシャルデザート

"The Windsor Hotels Toya" Pastry chefs special Dessert

引用元: NAPPA BLOG

引用元: NAPPA BLOG

最後のひと皿まで完成度が高く、

最初から最後まで、一貫してオーケストラのように抑揚と余韻のあるコースでした。

引用元: NAPPA BLOG

まとめ|ウィンザーホテル洞爺「ギリガンズアイランド」で味わう、本格派フレンチの世界

美しい景色と繊細な料理、穏やかな時間。

ギリガンズアイランドで過ごした夜は、まるで五感で味わうオーケストラのような体験でした。
洞爺湖の静けさに包まれながら、大切な人と特別な時間を過ごすなら、間違いなく訪れるべき一軒です。